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点検業務をアプリで完結!工事現場の点検表作成を電子化するメリットとは?

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紙を利用したアナログな点検業務に負担を感じている人も多いのではないでしょうか。また、そもそもなぜ点検業務が必要なのかわからないとお悩みの方もいるでしょう。
この記事では、点検業務の重要性を解説したのち、点検業務をアプリで完結させる魅力を解説します。点検アプリの選び方も紹介しているので、業務効率化に役立ててみてください。

工事現場で必要な点検業務とは?

点検業務とは、工事現場や設備、機器などに故障や異常が発生していないか検査する業務のことです。
例えば工事現場では「設計通りに工事が進んでいるのか」「竣工した建設物が劣化していないか」を調べます。また設備や機器についても、劣化や損傷がないかを確認して正しく動作するのか調べるのが点検の特徴です。
点検して劣化や損傷に早く気がつければ、劣化が進行する前に補修や補強といった対策に取り組めます。ものを長持ちさせるために欠かせない業務であるため、建設業界や機械設備業界では、必ず点検業務を実施します。

工事現場で点検業務をする男性

点検業務の重要性

工事現場で実施する点検業務は、工事の安全性や品質維持のために欠かせない仕事です。なぜ点検業務を実施しなければならないか、業務の重要性を紹介します。

安全衛生

工事現場の施工不良をチェックできる

工事中に点検業務を実施して施工不良がないか確認しておけば、手戻りを必要最小限に抑えられます。
工事作業は事前に設計された内容に基づいて進むため、施工ミスが起きると寸法のズレや、強度不足により工事検査を通過できなくなるかもしれません。対して、点検業務を実施すれば早い段階で施工不良に気づき、一部施工のやり直しだけで済みます。
工事完了後に施工不良に気づいた場合、すべてを取り壊す必要ができるかもしれません。施工会社としての損失を防ぎたいなら、段階を踏んで点検業務を実施するのが良いでしょう。

事故を未然に防止できる

点検業務には、次のような事故を防止できる重要な役割があります。 

  • 建設物の崩落事故
  • 設備における感電事故

例えば、建物が劣化して外壁のコンクリートが剥がれ落ちた場合、運悪く下にいる人に当たってしまうかもしれません。また、設備が壊れて漏電したことに気づかず、操作者が感電するおそれもあるでしょう。
点検業務はそういった問題が起きる前に異常を発見できる重要な仕事です。建物や設備を安全に使い続けるためにも、継続的に点検業務を実施する必要があります。

建物や設備の長寿命化に役立つ

点検業務で軽微な損傷を見つけてすぐに補修すれば、損傷が大きくなる前に劣化を食い止められます。
もし点検や補修などをせずに放置すると、次のように小さな損傷が大規模な損傷へと変化して、短い期間で建物や設備を使用できなくなるかもしれません。

  • 建物にクラック(ひび)が入り、内部の鉄筋が腐食して強度が弱くなる
  • 設備にできた小さな錆が、全体に広がってしまう

ものを長く使い続けるためには、人間と同じように健康診断が必要です。建物や設備にとって点検業務が健康診断の代わりとなるため、建設部や設備の管理者は、国土交通省より5年に1回、3年に1回というように定期点検が義務付けられています。

定期点検された家

工事現場の点検業務はアプリ利用がおすすめ!

工事現場の点検業務において「紙を使った点検に時間がかかりすぎる」「大量の写真を管理するのが面倒だ」「黒板を書く作業に時間がかかりすぎる」といった悩みを抱えている人は、スマートフォンやタブレットで点検できる「点検アプリ」を導入するのがおすすめです。
点検アプリを利用する魅力を3つ紹介しているので、業務効率化の参考にしてください。

点検データを電子化できる

点検アプリを導入すれば、今まで紙の管理が必要だった点検情報をすべて電子化できます。
アプリ内で点検情報を記入できることはもちろん、写真撮影、過年度資料の確認ができるほか、クラウドを通じて事務所デスクと情報共有できるのがアプリの魅力です。
現場で撮影した点検写真を事務所の担当者が台帳にまとめるといったスピーディーな点検をしたい会社におすすめします。

スマホやタブレットで手軽に作業できる

点検アプリがあれば、、以下に示す点検に必要なデータをスマートフォンやタブレットに集約できます。

  • 点検表
  • 過年度の工事写真
  • 点検マニュアル 

紙の資料を使った点検の場合、出力・ファイリングして重い荷物を持ち運ぶ必要がありました。対して点検アプリなら、スマートフォンやタブレット1台で業務を完結できます。普段から使い慣れているデバイスを利用するため、初心者の方でも簡単に操作を習得できるのも魅力のひとつです。

点検をアプリで行う

点検表の紛失リスクを避けられる

点検アプリを通して登録・撮影したデータはクラウドに自動保存されるため、紙の資料を用いたときによく起こる点検データの紛失を防止できます。
紙の資料の場合、一度紛失しまうと点検をやり直さなければなりません。一方で点検アプリを導入したスマートフォンやタブレットであれば、デバイスを紛失してもそれまでに登録してあるデータがクラウド上に保存されているので安心です。
屋外作業が多い点検業務は、風で資料が飛ばされる、雨で濡れて読めなくなるといったリスクがあるため、リスク回避を目的として点検アプリを導入してみてはいかがでしょうか。

点検アプリの選び方

点検アプリの導入にとりかかるとき、もっとも悩むのが「種類が多くてアプリを選べない」というポイントです。
参考として、自社に最適な点検アプリの選び方を3つ紹介します。点検アプリを探し始める人は、本項の情報をチェックリストに活用してください。

  • 目的の作業に対応した機能が搭載されているか
  • 予算内で利用できるアプリか
  • 従業員および協力会社が使いやすいアプリか

目的の作業に対応した機能が搭載されているか

まずはどういった目的で点検アプリを導入するのか決めたうえで、それに対応できる機能をもつアプリを探しましょう。
例えば「大量の紙の資料をもって点検するのが面倒だ」「事務所に帰らなければ情報を共有できない」という点に不満をお持ちなら、資料を電子データとして共有できるクラウド共有機能のあるアプリを選ぶのがおすすめです。
アプリによって機能が異なるため、アプリ提供元の機能ページをチェックし、自社の課題を解決できる機能が備わっているのかを確認してください。

予算内で利用できるアプリか

点検アプリのほとんどはサブスクリプションとして提供されているため、長期的な支払いがあることを念頭に、予算内で利用し続けられるアプリなのかをチェックしましょう。
例えば、公式サイトに記載されている月額費用を比較してお得なアプリを見つけたり、アプリ導入で節約できる人件費を計算して、それに見合うアプリを選んだりと、選び方は複数あります。
もし導入後の費用対効果に不安をお持ちなら、無料プランのある点検アプリからスタートしてみてはいかがでしょうか。

従業員および協力会社が使いやすいアプリか

点検アプリを導入しても、それを利用する人材がいなければ意味がありません。そのため、導入前に使いやすさを確認し、従業員や協力会社が使いやすいアプリを選ぶことが重要です。
例えば、操作画面がシンプルでわかりやすかったり、直感的な操作で目的の機能を起動できたりと、初心者でも簡単に使いこなせるアプリをおすすめします。
使いやすさを知るためには無料プランや体験、デモなどを受ける必要があるため、少なくとも3つほどアプリの候補を抽出して使いやすさを検証してみてください。

点検業務に使えるアプリの種類

ひと言で点検アプリといっても、目的の異なるさまざまなアプリが提供されています。参考として、主なアプリの種類と利用の目的を下表にまとめました。

アプリの種類

目的

工事点検アプリ

工事作業内の写真撮影や損傷チェック

保守点検アプリ

機械・設備などの不具合や故障の確認

日常点検アプリ

車両点検など簡単なチェックに使用

〇〇設備等点検アプリ

特定の設備の点検に特化

 点検する対象物によって導入すべきアプリが異なります。アプリを検索する際には、ぜひ上表のアプリの種類を参考にしてください。

点検アプリをお探しならミライ工事がおすすめ

もし工事点検や設備点検など、さまざまな点検業務に適用できるアプリをお探しなら、Excelをベースとした台帳をカスタマイズできるほか、データのクラウド共有に対応し、無料プランも提供している「ミライ工事アプリ」を導入するのがおすすめです。
便利な機能を3つ紹介します。

レイアウトを変更できる「カスタム台帳機能」

ミライ工事アプリでは、点検者の目的や納品の形式に合わせて台帳の形を自由にカスタマイズできる「カスタム台帳機能」を用意しています。Excelデータをベースにレイアウトを調整ができるため、初心者でも手軽に業務に合う台帳を作成できるのが機能の魅力です。

準備が簡単な「台帳テンプレート機能」

ミライ工事アプリでは、作成した台帳の様式を使いまわせる「台帳テンプレート機能」が搭載されています。類似業務の場合、台帳のレイアウトが同じ場合もあるため、何度もレイアウトを準備する手間がかかりません。

写真撮影が楽になる「電子小黒板機能」

ミライ工事アプリには、写真撮影で必須となる黒板表示をサポートする「電子小黒板機能」を搭載しています。スマートフォンやタブレットで撮影する際に電子小黒板が表示されるため、黒板をもって移動する必要がありません。

電子小黒板の情報は後から書き換えることもできるため、誤字などによる再撮影の手間を減らせるのが魅力です。

点検の頻度が多い会社はアプリで点検作業を電子化しよう

ここまで、点検アプリの魅力を紹介してきましたが、点検頻度が高くデータ管理が複雑化していることにお悩みなら「ミライ工事アプリ」をおすすめします。

iPhone, iPadの方はこちら Apple Store

Android機種の方はこちら Google Play

ミライ工事アプリは、工事写真台帳を現場で作成できる点検用アプリケーションのことです。無料から使うことができるほか、オンライン環境はもちろん、電波が通じない場所でも台帳データを保存して点検を続けられます。


ミライ工事アプリで扱うデータは、すべてクラウド上で保管できるため、端末が破損・紛失してもデータが消えることはありません。
現場と社内で連携しながら活用すれば、帰社後の作業を大幅に削減できます。施工業務のアナログな管理方法から脱却し、業務効率化を実現したいなら、まずはミライ工事アプリを有効活用してはいかがでしょうか。
追加費用なしでご利用いただけるため、ぜひ活用してみてください。

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    モバイル×クラウドで完結

    「ミライ工事」は、工事写真台帳を作成するための電子黒板付きアプリです。

    撮影〜台帳を印刷するまで、スマホのボタン一つの操作のみ。

    クラウドサービスなので、写真データの受渡しは不要で
    異なるスマホ、タブレット、パソコンから同一の写真データを編集できます。
    複数人での同時編集により、報告書作成までの作業時間が短縮され、
    リアルタイムでの進捗確認が可能になります。

    スマホでそのままPDF出力し、台帳の仕上がりもすぐに確認。
    そのままお客様にもスマホからデータを共有できます。

    台帳のエクセルでの出力もパソコン(WEB版)から可能です。

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    オフラインモードへの自動切替で、
    いつでもどこでも現場写真を撮影可能に!

    また、クラウド同期オフモードでは、電波の強弱によらず写真報告書を編集できます。

    自動アップロードのオン/オフを活用すれば通信量を節約。Wifi環境でのみ写真をアップロードする運用です。

    OK

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    テンプレート台帳機能を使えば、あらかじめ入力したテキスト内容が、
    撮影時の電子小黒板に自動的に反映され、現場での黒板準備に要する手間や時間が削減されます。

    これにより、写真台帳を作成するうえで担当者にかかるストレスを大きく削減します。
    特に撮影から台帳作成まで2名以上が携わる運用で大きな効果を発揮します。

    手順としては台帳のテンプレートを作成して、台帳新規作成時にコピーできます。
    台帳の文章が電子黒板に反映され、現場では写真の差し替え撮影だけで済みます。

    OK