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株式会社ミライ工事
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膨大な工事写真を撮影する際に手間がかかってしまうのが黒板の対応です。毎回現場に黒板を持参し記入や位置決めを行い、文字がしっかりと視認できるように撮影しなければならず、これを何十枚も撮影したり、書き直しが発生すると現場の手間となり、調査工数増大の大きな要因となります。
アスベストの調査・分析を行うアスベスト調査分析株式会社では調査の際に数百枚にも及ぶ膨大な現場写真を撮影するケースもあるそうですが、ミライ工事を導入し黒板から電子黒板に変わったことで、現場写真業務が大幅に効率化されたそうです。一体どのような変化が見られたのでしょうか。今回はアスベスト調査分析株式会社の伊藤智さんにお話を伺いました。
目次
アスベストの調査・分析からソリューションまでを一気通貫で行うアスベスト調査分析株式会社
-まず御社の事業内容について教えてください。
当社はアスベスト調査分析株式会社といいまして、アスベストの調査・分析、そしてそれらに付随するアスベスト処理に関するソリューション一式を提供しております。建築物は一つとして同じものはありませんし、決まった正解があるわけでもありません。お客様ごとに抱えている問題を解決していく中で、お客様(元請けや発注者)が求めるニーズに対してどれだけお応えができるのか、そこを重視しながらサービスの提供を行っております。
-同業他社との違いはどこにあるのでしょうか?
アスベストの分析だけで見ると、各都道府県に同業他社は多数存在しています。ただ、当社はグループ会社でアスベスト除去も行っていますので、ご依頼いただいた場合には調査・分析から除去までをワンストップでできるという点が大きな強みです。業界としても調査に割く人員を確保することが年々難しくなっている背景もあり、アスベスト分析のみ行う業者が多くなってきているというのが現状です。そういった理由から、調査・分析から除去まで一気通貫で行うことができる点で、お客様もコストや手間等も抑えられるというメリットを感じていただき、多数のご依頼をいただいているのだと考えております。
また、当社は全国展開しており各拠点それぞれに分析だけでなく、調査もできるスタッフを常駐で配置しております。そういった点も他社にはない大きな強みだと思います。
-アスベストの調査というのは、どのようなタイミングで行われるのでしょうか?
建物を解体等する場合、工事前にアスベストの事前調査を実施しなければいけません、調査をご依頼いただくケースのほとんどが建物の解体工事前のタイミングです。ただ、最近は解体工事をするかどうかの前の段階で調査を依頼されるケースも増えてきています。
ミライ工事の導入で大きく変化した現場写真の品質と一括置換の劇的な効果
-ミライ工事を導入して大きく変わった点はどこでしょうか。
やはり一番大きく変わったのは電子黒板の導入ですね。電子黒板を導入する前は黒板を現場に持ち込まなければならず、手書きだったので非常に手間がかかっていました。また撮影時には黒板を視認しやすいよう写真のフレームに収める必要もあるので、撮影枚数が多い現場の場合は本当に大変でしたね。また写真の品質も撮影者によってばらつきがあり、品質の担保を確保するのが難しいという課題もありました。ですが、ミライ工事を導入したことで電子黒板になり、黒板を現場に持ち込む必要がなくなりましたし、手間をそれほどかけずとも一定の品質の現場写真を撮影できるようになりました。そういった点においては大きく違いが出ていると感じます。
-黒板だと品質の担保が難しいのですね。
そうですね。手書きとなると字が綺麗な人もいれば個性的な字を書く方もいらっしゃいますから(笑)。他にもアナログの黒板ですと変更が一括で効かないので、そこも大変助かっています。
-一括の変更ですか、どういったケースでしょうか?
例えば、写真説明詳細内容を変更したいとなった時、これまでは撮影した写真をエクセルファイルの写真台帳に貼り付け、そこから一つ一つ打ち込み直さなければならず非常に手間がかかっていました。しかし、ミライ工事では一括置換での変換の機能があるので、内容に変更が出たとしても手間がほとんどかからず非常に便利なんです。調査の現場では黒板を撮影しても後々追加が発生してしまうケースも多く、この作業はどうしても変更ありきになってしまう業務ではあるので、この一括で置換できる機能は非常に助かっています。
分業体制を強化したミライ工事!報告書作成がスムーズになるその理由とは
-御社では現場のスタッフと各拠点のスタッフでそれぞれ分業して報告書の作成を行っていると伺いましたが、その点から見たミライ工事の利点はありますでしょうか?
そうですね、そういった視点からお話しすると、案件ごとに台帳を作成して写真がクラウドに保存できるのは効率性という観点から大きな利点ですね。現場のスタッフが撮影した写真を各拠点のスタッフが確認して作成した台帳から写真を引用できるため便利で助かっています。
-他社のシステムやアプリと比べても違いますか?
当社の場合は最初からミライ工事を使っていますので、他のシステムやアプリとの違いを単純に比較できないのですが、ミライ工事を導入してから現場の担当者ではなく拠点にいるスタッフがクラウド上に保存されたデータから報告書を作成できるような体制が取れるようになり、現場に出ているスタッフの手間が少なくなったことは非常に重要なことだと考えています。結果としてこれまで以上に現場での調査にしっかりと時間を割けることができるようになりました。そういった点から考えると費用対効果はとても大きいと考えています。
クラウド上にある数百枚の現場写真を記憶と紐づける独自のアプリ活用術
-アスベストの調査では膨大な枚数の写真を撮影するという話を伺いましたが、そういったケースではどのようにミライ工事を利用されているのでしょうか?
先にお話した電子黒板の利用方法はもちろんですが、他にも台帳ごとにクラウドに保存しているので写真と記憶が結びつけやすいというのはありますね。これは当社特有の利用方法かもしれませんが、例えば、15階建のビル全体を調査するとなると、おそらく数百枚は写真を撮影することになります。
-数百枚ですか、それはかなりの枚数ですね。
そうなんです。写真の取りまとめでは現場で撮影した膨大な写真を1日や2日で見ていく必要があるのですが、それらの写真の内容を全て頭の中で記憶しているわけではありません。ですが、ミライ工事のアプリに入れた写真を見ながらだと、比較的記憶に結びつけられる情報があるので、記憶に紐付いて思い出しやすいんですよね。膨大な写真を撮影する当社ならではの利用方法かもしれませんが、現場に出ているスタッフとしてはその点は助かっているポイントではあります。
-なるほど。そういった利用方法があるんですね。ちなみにですが、ミライ工事を導入する際に現場の反応はいかがでしたでしょうか。反対意見とかはありませんでしたか?
アナログから電子黒板に移行するということで多少の反対はありましたが、比較的スムーズだったと思います。
-そうなんですね。一般的にシステムなどに大きな変更があると現場から反対意見が多く出そうなものですが、その点はいかがでしょうか?
もともと黒板というのは工事に使われるというのが一般的な認識でしたが、年々工事につながる調査においても黒板の重要性が認知されるようになってきました。私自身も現場に出ていますが、その必要性は大いに感じています。そうなると、先の例でも挙げましたが調査での写真の枚数が数百枚となった場合、これまでの黒板を利用するとなると、その手間にゾッとしますよね。そのような背景もあり当社にとっては電子黒板の導入はメリットが大きく、現場も比較的スムーズに導入が進んでいったのだと思います。また、スマートフォンに使い慣れていない現場のスタッフなども1ヶ月も使っていれば使いこなせるようになっていますので、ユーザビリティの面でも大変助かっています。
-最後に何かあればお願いいたします。
もともとアスベストの建物の解体のピークは2020-2030年の間に来ると言われていましたが、年々、解体費用に加えてかかるアスベスト除去の予算化が厳しくなりつつあるように感じています。そのため、近年のトレンドとして建物のリノベーションが増えてきており、建物の基礎を壊さずにスケルトン状態にして内装や外装を変えていく長寿命化工事が増えています。それに伴って、アスベスト業界の解体のピークも後ろに伸び、最近では2030年以降に解体のピークが来るのではないかということで、業界としてもまだまだ建物の調査分析の需要が続いていくと予想されています。それに伴い、当社業務も益々忙しくなってきますので、引き続きミライ工事を大いに利用させていただきたいと考えております。
-本日はお忙しい中、ありがとうございました。