COLUMN

お役立ちコラム

本社と現場を繋ぐ安全管理の要。指摘箇所を削減したアプリ活用のプロセスとは  | 株式会社JTE様

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─5G通信の基盤づくりを担う通信事業工事


JTE(JAPAN TELECOM ENGINEERING)は、電気通信事業者様の全国ネットワークを中心にさまざまな情報通信設備の設計・施工及びシステムの運用・保守を担っています。

最近では、第5世代移動通信システム(5G)などの生活に欠くことのできない電気通信設備の構築に、何よりも『安全』を最優先し、日々取り組んでいます。

─災害時の復旧作業など通信インフラの要


近年、これまでの常識や経験だけでは身を守れないほど災害の規模が拡大しています。

被災者の安否を確認するうえで欠かすことのできない通信インフラに対し、JTEは “通信インフラを守る=被災者支援”と認識し、これまで災害時の通信インフラ復旧へ全力で取り組んできました。今後も、『安全』を最優先した復旧活動に取り組んでいきます。

─各拠点で安全パトロールを実施してきた


JTEは「安全」を最優先にしています。「安全」を確立させるには施工ルールがありますが、その施工ルールが遵守されていなければ「不安全」が生じます。

その「不安全」が生じないよう、また「不安全」が生じているのに気づいていない?を確認するために現場に出向き、安全パトロールを行っています。

統括本部安全品質管理室長 兼 技術管理部長 太田様

これまでの経験値から「安全パトロールを行っている現場には不安全は生じない」ところに着目し、『全現場に安全パトロールを行うことが出来れば、「不安全」が生じず、「安全」が確保できる』という考えに至りました。

─「不安全」を取り除くためのツールとしてアプリを導入


とはいうものの、全国の全現場に安全パトロール員を送り込むことは現実不可能であり、この不可能を可能にする方法がないか検討を重ねました。現場からの写真送付が妥当ではないか、ただし現場作業員の負担をかけず現場写真を円滑に入手し、その写真を確認する事が出来ないか? そういうアプリ等、運用できるツールがないか模索しました。

その中で「ミライ工事」というアプリの情報を目にしました。写真共有やトーク機能、初めての方でも使える操作性など、当社が求めていた機能性と合致していたため導入に至りました。

トーク機能のイメージ

新しいツールの導入ということで、はじめは現場から多少の抵抗はありました。現場には協力会社様も入られるため、アプリの運用ルールを決めて導入運用マニュアルを作成、導入目的の明確化を図り、まずは段階を踏んで試験運用から入りました。

試験運用からわずか2ヶ月程度で本格運用が出来るようになりました。

─作業前の安全確認をリアルタイムで管理できる

 

「ミライ工事」の主な活用シーンはTBM-KY後の作業開始前の現場です。作業前にしっかり準備できているか確認することで「不安全」が大きく軽減できます。

「ミライ工事」では施工前のリアルタイムな写真共有を主な用途としています。

写真で確認する項目は、“墜落制止用器具が正しく装着できているか?” “作業前に現場に適正したKY活動を行っているか?” “資格を要する作業において、その作業員は資格保有者であるか資格証を確認“ ”機材・重機の準備に誤りや漏れが無いか?“ ”養生はちゃんと行われているか?“ 等です。

例えばクレーンを使用する場合では、設置位置やアウトリガーの張り出しがしっかりされているかをチェック=確認する、といった具合です。

現場の安全確認をタイムリーにすることで、これまで現場任せになっていたルールを管理側も確認できるようになりました。

─全国の現場で安全意識の向上が図れている。

 

各現場より送られてくる写真から安全施策に不足があった場合には再審査という形で是正をし、再度写真を送ってもらっています。

この「ミライ工事」の運用を図って行くその先には、

指摘事項が減⇒ 作業班の安全意識が向上と定着⇒ 事故発生リスクが減⇒ 事故件数削減 

という流れが生まれると認識しています。

─使いやすくて定着しやすい、安全確認の効率化ツール


「ミライ工事」の良さは、手軽に導入できる使用感だと思います。シンプルかつ操作しやすい構造が、多数の現場を抱える当社と相性が良かったということです。

使いやすさへの感想は現場でも同様のようです。操作に関する本社への問い合わせは日を追うごとに少なくなってきています。ご年配の作業員もいらっしゃるため、スマートフォン端末自体の操作に関する問い合わせもありますが、アプリに関しては少しでも触れてもらえれば問題なく使っていただけるようになっています。

本社側での写真確認作業は基本的に10分以内を目標にしていますが、もし「ミライ工事」を使用せず単純に写真撮影とメールでやり取りした場合にはざっと2倍以上、20分程度かかると見ています。現場全体で考えると時間換算での効果は膨大です。

「ミライ工事」は安全管理という当社の目的に非常にマッチしています。導入して本当に良かったと感じております。

─安全管理を担う部署であれば必ず重宝する機能性


私どもは建設業ですが建設業のみならず安全管理を担う部署であれば、「ミライ工事」は大いに活用できるツールだと思います。

現場とのコミュニケーションツールとして、ぜひご検討されることをお勧めします。

─安心できる環境作りで「通信業界で最もよく知られた会社」にしていきたい


当社JTEの経営理念は「チャレンジ精神を発揮し、お客さまに信頼される会社にする」ことです。さらに通信事業における認知度を高め、文化創出への貢献を目標にしています。

この目標を達成するために、「信頼される会社」=「事故を起こさない会社」でなければなりません。何よりも安全を優先し、無事故を維持し続けるということを第一に考えていきます。

最後に、今後も「ミライ工事」を活用しつつ安全と品質を向上させ、すべての現場で関係者が安心できる環境作りにこれからも引き続き取り組んでいきます。

今回、インタビューさせていただいた安全品質管理室の太田室長(左)と相模様(右)

─ありがとうございました。

 

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