中間検査の工事写真は何故必要?完了検査の申請書や効率的にまとめる方法を詳しくご紹介
・この入力フォームでご提供いただく個人情報は、弊社が提供するサービスや商品に関する情報を電子メール等でご提供および案内のために利用します。
・当個人情報を第三者に提供することはありません。
・当個人情報の取扱いを委託することがあります。委託にあたっては、委託先における個人情報の安全管理が図られるよう、委託先に対する必要かつ適切な監督を行います。
・当個人情報の利用目的の通知、開示、内容の訂正・追加または削除、利用の停止・消去および第三者への提供の停止(「開示等」といいます。)を受け付けております。開示等の請求等は、以下の「個人情報苦情及び相談窓口」で受け付けます。
・任意項目の情報のご提供がない場合、最適なご回答ができない場合があります。
・当ホームページではクッキー等を用いておりますが、これによる個人情報の取得、利用は行っておりません。
・入力していただいた個人情報はSSLにより暗号化されます。
<個人情報苦情及び相談窓口>
株式会社ミライ工事
個人情報保護管理者: 神山
苦情及び相談窓口責任者 神山
〒153-0043 東京都目黒区東山3-16-19
TEL :03-3714-3355
メール:help@miraikoji.com
(受付時間 月曜日~金曜日 祝祭日を除く 9時~17時)
上記を確認の上、ご同意いただける方は送信ボタンを押してください。
本記事では、中間検査とは何か?という点から中間検査における社内中間検査と公的な中間検査の違いや必要性、さらにその中間検査の申請書や書類について効率的にまとめる方法を詳しくご紹介しています。
監督・代理人はもちろん、工事監理者の方も必見です。
目次
中間検査とは?
中間検査とは、新築工事の施工途中で実施される検査のことです。
工程の進捗状況や出来形、品質が確認され、建築物の安全性や施工の確実性を高める目的があります。
完了検査(竣工検査)とは区別されていて、完工後に隠ぺいされてしまう箇所などは重点的に検査されます。
業界や職種によっては工場検査等と呼称されることもあります。
建設業法や建築基準法7条の3等に定められている制度で、対象となる建築物や工程は特定行政庁が指定できるようになっています。
しかし法の定めに限らず、事業者として十分な品質を確保する目的で自主的に中間検査を行う場合があります。
社内での中間検査は「部分的に実施する完了検査」と位置づけられ、協力会社を含む工事関係者全体で実施され、結果が共有されます。
完了検査時に不具合が発覚すると大規模な手直しが必要になる場合があるため、工事の規模に応じて複数回実施され、その都度、「エビデンス(証拠)」として各種書類を用意することになります。
社内中間検査の一般的な検査項目と書類
社内中間検査は法律の定めによるものとは異なるため、検査項目は必要性に応じて各社で設定されます。検査目的によりますが、工事の品質や建物の安全性確保においては、一般的には以下の項目を確認します。
- ⼯程が予定どおりに進行しているか
- 施工は施⼯図・施⼯計画書・施⼯要領書・機器承諾図等の通りか
- 建物の各所や設備は想定どおりに動作するか
- 設計変更があった場合、正しく実施・記録されているか
- 現場では十分な安全性が確保されているか
など
これらの項目は、目視または簡易な計測機器を用いて測定され、各種書類と突合して確認を進めます。確認された内容はエビデンス(証拠)として記録し、検査後に工事関係者全体で共有します。
ここで必要になる書類やエビデンスの一例です。
- 中間検査レジュメ(検査の実施を事前に関係者に伝える通知)
- 出来形図
- 施工管理の結果資料(出来形管理、品質管理、工事写真)
- 施工図
- 総合図
- 施工計画書
- 施工要領書
- 機器承諾図
- 諸官庁届出書類
- 建築確認申請
- 設備機能試験記録
- 社内中間検査記録
- 工事写真、施工現場写真
施工図等は既にあるものを手配します。検査記録や工事写真は新たに台帳を作成して整理し、後に関係者が確認しやすい形に整える必要があります。この整理整頓に手間や時間がかかることが多いため、効率的にまとめる方法が求められます。
中間検査と社内中間検査まとめ
中間検査 |
建築基準法によって定められた法的制度 |
社内中間検査 |
施工会社が独自に定める基準等の品質を確保する仕組み |
社内中間検査の工事写真における課題と解決策
工事写真に関する一連の作業は、撮影から、分類、整理、貼付、共有までです。手間や時間がかかってしまうことが多く、工事関係者の悩みの種になっています。
デジカメで工事写真を撮影する場合、パソコンにデータを取り込んで、エクセルもしくはアプリケーションソフトで台帳を作成する…というフローが発生します。数百枚の写真台帳では半日以上かかってしまいます。写真の撮り忘れが生じるとやり直しは困難です。
この手間を直ちに解決するのが、モバイルアプリを用いて台帳作成する方法です。
スマートフォンやタブレットで撮影することはもちろん、その後の取捨選択や並び替え、提出までも現場で完了でき、パソコンでも編集可能です。
Excel(エクセル)出力の例
工事写真アプリを使えば、下の画像の流れのようにまず自社独自のレイアウトを事前に設定後、スマホで撮影し、撮影時に設定した写真とテキストさらに編集した並び順が、Excel(エクセル)にボタン一つで全て反映されます。
使い勝手をイメージできる動画
工事写真アプリの最大の特徴は「現場で誰でも使えるカンタンな操作」です。
いかに簡単に、効率的に工事写真の撮影や整理が完結するか、動画でご確認ください。
工事写真アプリの便利な機能
撮影から並び替え、共有まで完結できる工事写真アプリは他にも以下のような機能を有しています。
- 複数の写真台帳をグルーピング
- 電子黒板を使って撮影
- 黒板テキストの自動転記
- 複数人での同時撮影、編集
- Excel、PDFでの出力
- 自由レイアウトの設定
- 電子黒板の配信
- 協力会社のフリーアカウントを招待
- 電子納品と改ざんチェック
- アプリ以外で撮影した写真の取込
- アプリから写真をダウンロード
- PC(パソコン)でも操作
- 複数の現場について進捗・ステータスを確認
- 社内や協力会社の間でメッセージをやり取り
- ファイルを関係者と共有
- 写真台帳のひな形から事前準備・取り忘れ防止
- セキュリティー/サービスレベル
など
まとめ:社内中間検査の工事写真はアプリで簡単にまとめる
社内中間検査は、建築物の安全性や工程の正確性を確保するためにきわめて重要な取り組みです。しかしながら主に工事写真の撮影から整理には手間や時間がかかることが多く、この部分の効率化が求められます。
工事写真の撮影・分類・整理・共有には、スマートフォンやタブレット上で作業を完結できる工事写真アプリが便利です。
代表的なアプリとして「ミライ工事」が挙げられ、既に多数の企業において社内中間検査に用いられ、検査効率の大幅な向上を実現しています。
記事中の動画や実例を参考に、ぜひ貴社でも工事写真アプリの導入をご検討ください。