五稜郭の歴史・五稜郭タワーについて解説【北海道 函館】
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こんにちは!
ミライ工事メディアです!今回は 北海道 函館にある “五稜郭” の歴史とその見どころについて解説していきたいと思います!
目次
五稜郭とは?
五稜郭とは、江戸時代末期に江戸幕府が蝦夷地郊外(現在の北海道函館市)に築造した稜堡式の城郭です!
外周500m 、約251,000㎡(東京ドームの約5倍)の面積を誇ります。
現在は五稜郭公園として観光地や市民の憩いの場として利用されています。
次に五稜郭の歴史について触れていきます。
【五稜郭の歴史①】箱館が開講されたことによって建てられた五稜郭
1854年 日米和親条約の締結によって箱館開講されることになりました。
江戸幕府は松前領だった箱館周辺を上知し(没収し)、箱館奉行を設置しました。
初代奉行は、前の施設であった松前藩の建物を増築して使用する判断をしました。
ですが、続いて任命された堀利煕は、箱館湾内から近く遮られていない点と加えて外国人の遊歩区域内の箱館山に登れば奉行所を眼下に見下ろすことができる点を指摘し、亀田方面への移転が必要だと申し出ました。その申し出が受理され五稜郭の建設が決定されました。
その後五稜郭は、1866年(慶応2年) に完成しました。
総工費は10万4090両の大工事であり、当時の箱館は人が満ちて5~6千人いたと言われています。
【五稜郭の歴史②】五稜郭にて箱館戦争が巻き起こる
その後の1968年、戊辰戦争にて劣勢であった榎本武揚率いる旧幕府艦隊は、蝦夷地に上陸しました。
榎本は箱館を中心に明治幕府とは別に榎本政権樹立を目指していました。
ですが、明治政府はそれを認めず、1869年に征討軍を派遣します。この一連の戦いのことを箱館戦争と呼びます。
征討軍を率いたのは後に首相となる黒田清隆でした。
榎本軍は海陸両方で戦いますがうまくいがず、五稜郭はすでに明治政府へと引き継がれていたのですが、榎本は五稜郭を占拠し立て籠ります。
榎本は1.2ヶ月五稜郭に立て籠りますが、榎本軍は降伏し、榎本政権樹立は叶いませんでした。
この箱館戦争が戊辰戦争の最後で近代国家の日本としての歴史が始まっていくのです。
五稜郭はなぜ星形をしているの?
五稜郭は、日本の他のお城にはない独特な星形をしています。
このような形をしている一番のメリットは “死角がない点” です。
下記の図のように五稜郭の先がもし丸くなっていた場合少しの死角ができてしまうのです。ですが五稜郭は先がとがっているので視覚を無くすことができ、このような構造になっているのです。
五稜郭タワー 【五稜郭のおすすめ観光スポット】
五稜郭タワーとは五稜郭の南側に位置する 高さ 107m のタワーです。
初代タワーが1964年に建てたれました。後に新タワーが2006年に完成し現在の形となります。
地上90mから見下ろす展望台
五稜郭タワーには展望台が1階と2階あります。
1階にはカフェテリアやお土産コーナーなどがあります。
2階には展望デッキや五稜郭1/250の模型などがあります。
©︎https://www.goryokaku-tower.co.jp/
五稜郭の展望デッキからは函館の街と五稜郭を一望することができ絶景です。
五稜郭タワーの夜景
五稜郭タワーは昼の景色だけではなく夜景もとても素敵です。
観光に行った際にはぜひ夜の函館の景色を一望してみてください!
まとめ
今回は、北海道函館の “五稜郭” についてまとめていきました。
このメディアでは世界や日本の有名な建築をまとめていますのできになったら他の記事もぜひ観てみてください!
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