サグラダファミリアの完成予定はいつ?工期はどのくらい?【どの建築家?魅力は?】
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こんにちは! ミライ工事メディアです。
今回は世界文化遺産に登録されているサグラダ・ファミリアの魅力を、世界遺産、工期、見所などを解説していきます!
目次
サグラダ・ファミリアについて
サグラダ・ファミリアはスペインのバルセロナにあるカトリック教会です。正式名称を聖家族贖罪教会といいます。
建築家アントニオ・ガウディによって設計された教会であり、2005年に世界文化遺産に登録されました。
最大の特徴は、世界遺産に登録されているにもかかわらず、現在も工事が完成していないことです。
外観は美しさだけでなく、建物の壮大さを感じられると思います。
サグラダ・ファミリアはいつ完成予定?
サグラダ・ファミリアは1882年3月19日に着工し、現在もなお建築が続けられています。
実は工期は 140年以上 になります!
完成予定は、2026年頃 と言われています。
新型コロナウイルス感染症の影響で工事の中断・遅延が発生しているため実際はもう少し後と言われていますが、遠い未来ではないと思います。
サグラダ・ファミリアまだ完成していないのはなぜ?~2つの要因~
サクラダファミリアの工期がここまで伸びているのは、主に2つの原因があります。
“資金不足” と “作者ガウディが残した明確な設計図が存在しない” ことです。
サクラダファミリアが完成しない要因① 資金面の問題
一つ目の問題は “資金面” の問題です。
サクラダファミリアは、贖罪 (しょくざい)協会で、建設費用は 寄付 と 入場料 によって賄われているということです。
国や会社などがサクラダファミリアを作っているわけではないのです。
これだとなかなか大きな費用がかけることが難しいのが頷けます。
さらに新型コロナウイルスの影響で、年間来場者数は、2019年 約500万人 → 2020年 約75万人 まで減少してしまいました。
このこともあり2020年ごろには、一度工事が中断されてしまっているのです。
過去にも資金難で幾度か工事が中断されてしまっています。
サクラダファミリアが完成しない要因② 作者ガウディが残した明確な設計図が存在しない
二つ目の作者ガウディが残した明確な設計図が存在しないことですが、
元々はガウディは、生前に多くのスケッチと設計図を残していました。
ですが、1936年ごろのスペイン内戦により、
なんと残っていたのは、”一枚のスケッチと実験模型だけ” でした…
残されたこれらのものを手がかりとして工事が進められていることから完成が遅くなっているとも言われています。
近年は最新の技術や3Dプリンターの発達により工事の進度が速くなっているようです。
当初は完成まで300年ほどかかると予想されていましたが、スペインの経済成長や建築技術の進歩により、その完成は早まっています。
完成したら、当初の予定の半分ほどの年月で完成したことになります!
サグラダ・ファミリアは誰によって作られた?どの建築家?
サグラダ・ファミリアはキリスト教最大の教派であるカトリックの団体によって建設が計画されました。
彼らは信者の寄付による贖罪教会、「現世の罪を償うために捧げる教会」を建設しようと計画し、建築家に設計を依頼しました。
サグラダ・ファミリアの建築家としての名前は度々耳にするかもしれませんが、彼は2代目であり、当時は無名の建築家でした。
最初に建築の設計を引き受けたのはフランシスコ・ビリャールでした。無償で引き受けていましたが、意見の対立から着工の翌年に辞任し、当時32歳のガウディが引き継ぐ形になりました。
その後、ガウディは亡くなる73歳の晩年までサグラダ・ファミリアの設計・建築に携わり、完成に貢献しました。
サグラダ・ファミリア周辺の観光スポット
サグラダファミリアには三つの「ファザード」と呼ばれる玄関口があり、観光スポットとなっています。
サグラダ・ファミリア周辺の観光スポット①生誕のファザード
生誕のファザードは東側に位置しており、3つの門から構成されています。
左門が父ヨセフ、中央の門がキリスト、右門が母マリアを象徴しています。
キリストの誕生や成長に関する逸話が表現されており、ガウディが完成に近い状態まで設計した場所となります。
サグラダ・ファミリア周辺の観光スポット②受難のファザード
受難のファザードは西側に位置しており、キリストの最後の晩餐や磔刑の場面が彫刻されています。
キリストの苦難や悲しみを象徴した場所となります。
サグラダ・ファミリア周辺の観光スポット③栄光のファザード
栄光のファザードは大聖堂の正面入り口となりますが、現在も建設中となっています。
南側に位置しており、キリストの栄光を象徴した場所となります。
サグラダ・ファミリア周辺の観光スポット④カタルーニャ美術館
1929年に設立されたバルセロナ最大の国立美術館です。
ここでは、中世から20世紀頃までの美術を中心としたコレクションが展示されています。
美術館の中は三つの分館に分かれており、エリアごとに多くの彫刻や絵画があるため、芸術作品が好きな方におすすめです。
まとめ
今回はバルセロナにあるサグラダファミリアについて紹介いたしました。
工期の長さ、建物の壮大さに驚かされることが多かったと思います。
ミライ工事メディアでは国内外の素晴らしい建築物や建築の豆知識についてまとめています。
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