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ジョージルーカスの現在は?|スター ウォーズやインディ・ジョーンズでお馴染み有名監督

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こんにちは。ミライ工事メディアです。

今回はアメリカ史上最も成功したと映画監督と言われるジョージルーカスの美術館について紹介します。

ジョージルーカスといえば、スター・ウォーズでお馴染みの大ヒットシリーズを世に送り出した世界的に有名な映画監督です。

映画監督である彼がなぜ美術館を創設するようになったのか、そしてどのような物が展示されているのか、生い立ちをも踏まえながら解説していこうと思います。

 

ジョージルーカスの生い立ち

1944年5月14日アメリカのカルフォルニア州モデストで生まれました。高校時代はカー・レースに夢中になり、カーレーサーになることを夢見ていましたが、高校卒業直前に生死を彷徨う自動車事故に遭ってしまいます。カーレーサーになる夢を断念せざるを得なかったジョージルーカスですが、映画カメラマンのハスケル・ウェクスラーに出会ったことをきっかけに南カリフォルニア大学のフィルム・スクールへ入学しました。在学中に制作したSF短編が全米学生映画祭でグランプリを受賞し、卒業後には映画会社であるワーナー・ブラザーズに助監督として正式に契約されました。監督としてデビューしたのは1971年のことで、その後独立して映画作成会社を作り、大ヒット作品を生み出してきました。

ジョージルーカスの映画作品

ジョージルーカスは世界的に有名な映画監督でありながら、彼自身が監督として手掛けた作品はわずか6つと非常に少ないことが特徴です。今回は貴重な6作品を紹介していきます。

1. THX 1138

第一作目はTHX 1138です。こちらはジョージルーカスのデビュー作品です。原作、脚本、監督の全てを彼1人で賄っており、彼の才能を見据えたフランシス・フォード・コッポラの期待を受けて作られた作品です。

日本では劇場未公開となってしまいましたが、後の彼の映画制作に大きく影響を与えた作品となっています。

lucasfilm.comより

2. アメリカン・グラフィティ

第二作目はアメリカン・グラフィティです。こちらの作品は映画史に残る名作と言っても過言ではないと評価されています。

作品中で最もこだわった部分は音楽で、製作費の10%近くが楽曲使用料に充てられていたそうです。当時のヒット曲で綴るという、現在公開されているこの手のタイプの映画の先駆けとなった映画です。出演者が後に大スターとなった作品であり、ハリウッドを支えていく才能たちの若き姿が見れる貴重な映画としても注目されました。

lucasfilm.comより

 

3. スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望

第三作はスター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望です。こちらの作品は戦争や西部劇、ラブロマンスにヒューマン更には日本の時代劇要素まで様々なジャンルの娯楽が凝縮した物語となっています。世界中の幅広い年代に支持されています。また、ジョージルーカスは作品を参考にするほど黒澤明監督の映画が好きで、オビ=ワン役を黒澤明監督の顔であった三船敏郎さんに依頼したところ断られたというエピソードがあったそうです。

lucasfilm.comより

 

4. スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス

第四作はスター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナスです。こちらの作品はジョージルーカスが22年ぶりに監督として携わった映画です。スター・ウォーズとジョージルーカスの復帰作品です。前作のスター・ウォーズ作品よりCGI技術が進歩したため、今までは再現できなかったアイデアも映像化されています。

 

lucasfilm.comより

5. スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃

第五作はスター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃です。こちらの作品は前作より更にCGI技術を駆使したアクションシーンが特徴です。長編映画では初めて全編デジタル撮影が行われ、当時はフィルム映画が主流であった映画界に新しい風を巻き起こした作品です。アメリカではヒット作品とはなるものの「スパイダーマン」や「ロード・オブ・ザ・リンク/二つの塔」も同時期に公開され、その年のトップの成績を上げることはできませんでした。

 

lucasfilm.comより

 

6. スター・ウォーズ エピソード3/シスの復習

第六作はスター・ウォーズ エピソード3/シスの復習です。こちらの作品はなんと、ジョージルーカス自身が客の役で作品に出演しています。公開1週間における複数の興行収入記録を破り、2005年の最高興行収入映画の一つに輝きました。

lucasfilm.comより

 

ジョージルーカスの受賞歴

1974年 全米映画批評家協会賞 脚本賞   2003年  ニコラ・テスラ賞、PGAヴァンガード賞
1977年 サターン脚本賞 2005年  AFI生涯功労賞
1978年 サターン監督賞、ネビュラ賞 スクリプト部門 2009年 美術監督組合賞
1981年 ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞 2012年 国民芸術勲章
1982年 ヒューゴー賞 映像部門 2013年 デイタイム・エミー賞、NAACP イメージアワード ヴァンガード賞
1984年 ヒューゴー賞 映像部門 2014年 デイタイム・エミー賞
1990年 ヒューゴー賞 映像部門 2015年 ケネディ・センター名誉賞
1992年 アービング・G・タルバーグ賞 2022年 PGAアワード マイルストン賞

 

ジョージルーカスについて深く知ることができましたか。次にジョージルーカスの美術館を紹介します。

 

スター・ウォーズ美術館?ジョージルーカスの美術館を紹介

ジョージルーカスが手掛ける美術館の名前は「ルーカス・ミュージアム・オブ・ナラティブ・アート」で、妻であり実業家のメロディ・ホブソンとの共同設立です。デザインを担当するのは中国人建築家のマ・ヤンソンで、OMAによる模型とグラフィクが融合したデザインとなっています。外観のデザインはまるでスター・ウォーズの世界から出てきた宇宙船のようで、有機的な曲線が特徴です。5階建て、総面積約2万8千平方メートルに及ぶと言われています。

ジョージルーカスは現在78歳であり、生きているうちに美術館が建ったところをみてみたいという思いから建設プロジェクトが2018年に開始しました。当時は2021年の開館予定でしたが、コロナ禍の影響により2025年の開館予定となりました。

lucasmuseum.orgより

 

 

ジョージルーカス美術館がロサンゼルスに建設されるまでの経緯

「ルーカス・ミュージアム・オブ・ナラティブ・アート」はロサンゼルスに建設されることが決定しました。

しかし、美術館を設立する場所はサンフランシスコ、ロサンゼルス、シカゴの3つが候補として挙げられていました。候補の一つであったシカゴは、地元の団体であるFriends of the Parksに反対されてしまいましたが、サンフランシスコとロサンゼルスは好意的に迎えてくれたため、二つの異なるデザインを公表していました。

では何故ロサンゼルスに設立することになったのか。ジョージルーカスはロサンゼルスに建設する理由をはっきりとは述べていないものの、アクセスの良さにあると考えられます。サンフランシスコはTreasure Islandに、ロサンゼルスはExposition Parkに建設を考えていました。ロサンゼルスのExposition Parkは7つの公共機関からアクセスできるという点で好立地ですが、一方でサンフランシスコのTreasure Islandは、サンフランシスコ湾にある島の一部であるため、橋かフェリーでないとアクセスすることができない場所です。その為、ロサンゼルスとサンフランシスコを比較するとロサンゼルスの方が好条件であるといえるでしょう。

 

ジョージルーカス美術館「ルーカス・ミュージアム・オブ・ナラティブ・アート」の所蔵品

主に美術館に展示されるのは映画関連資料と、ジョージルーカスの個人的なコレクションです。絵画、イラスト、写真、映画、アニメーション、デジタルアートなどの幅広いジャンルが展示されます。館名に「ナラティブ」という言葉を冠しているように、作品のストーリー性を大切にしているため、あらゆる「ストーリーを持つもの」を収集・展示していく予定です。2022年には新たにローラ・アギラール、ハイメ・エルナンデス、ロバート・コールスコット、ケリー・ジェームズ・マーシャル、アリス・ニール、フリーダ・カーロといった作家の版画や写真、絵画作品などが加えられたそうです。所蔵品は順調に拡大しています。

 

ジョージルーカス美術館の経済効果

ジョージルーカス美術館の建設には彼自身が10億ドル(およそ1129億円)を投じています。建設費はおよそ1000億円でありながら、建設には一切税金は使われていません。このことからジョージルーカス美術館の設立にあたってロサンゼルス市には建設に関する1500人の雇用を生み出すと予想されています。

 

 

 

まとめ

いかがでしたか?今回はスター・ウォーズの監督で有名なジョージルーカスが手掛ける美術館について紹介しました。生い立ちや作品と共に彼について理解を深めることはできましたか。ルーカス・ミュージアム・オブ・ナラティブ・アートは開館が2025年としばらく先になりますが、公開が楽しみですね。

 

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