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最古・最長・最短の橋について|観光おすすめの橋も紹介【日本橋|眼鏡橋|錦帯橋】

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こんにちは。ミライ工事メディアです。

今回は世界最古の橋、日本国内における最長・最短の橋についてご紹介します。

また、観光スポットとしておすすめな橋についても紹介します。

 

橋の歴史について

橋は道路や川、湖など人や乗り物が通る際に障害となる部分に架けられる建築物です。

現代では当たり前のように存在し、利用していますが、橋はどこが起源なのでしょうか?

 

橋の起源はメソポタミア??

橋がどのくらい前から存在したのか、分かっている最古の時代は紀元前4000年に遡ります。

メソポタミア文明で石造りのアーチ橋が架けられていたことが発見されています。

古代メソポタミア地方で発達した橋造りの技術が世界に伝播し、東洋西洋それぞれ独自に発展したという研究が発表されています。

 

古代ローマでは軍事利用していた

古代ローマ帝国では支配地を広げるため、敵地への道路網・水道網を橋を使って戦略的に整備していたと考えられています。

そのため多くの橋が架けられ、古代ローマでは橋を架ける技術が大きく進歩しました。

ポン・デュ・ガールは西暦50年頃に建造された、現存する水道橋です。

 

日本最古の橋は?

では、日本最古の橋はどこに建てられたのでしょうか。

記録に残っている最古の橋は324年に現在の大阪市付近に架けられた猪甘津橋(いかいつのはし)が最古とされています。

現在は残っていないですが、江戸時代以降に鶴橋として名付けられてきた橋があり、その橋の跡地があります。

つるのはし跡公園 ©wikipedia.org

 

日本一長い・短い橋について

ここからは国内で最も長い橋・短い橋について紹介します。

日本一長い橋は東京湾にある!

日本一長い橋は東京湾アクアブリッジです。

アクアブリッジは東京湾アクアライン上にあります。

東京湾アクアラインは1997年に開通した神奈川県川崎市と東京湾を横断して千葉県木更津市を結ぶ高速道路であり、木更津市側にある橋がアクアブリッジとなります。

川崎市側は橋ではなく約9.5kmの海底トンネルとなっており、トンネルと橋が直結される場所には有名である人工島、海ほたるPAがあります。

アクアブリッジの全長は約4400mあります。

東京湾アクアブリッジ ©Wikipedia.org

 

また、橋の長さを表す指標には「支間長」という言葉があります。

支間長とは橋脚と橋脚の間の橋の長さを指し、橋長が3911mである明石海峡大橋の支間長は1991mであり、日本一の長さを持ちます。

明石海峡大橋 ©Wikipedia.org

 

日本一短い橋について

日本一短い橋は兵庫県姫路市にある境橋といわれています。

長さはなんと90cmであり、道路の一部と間違え、気づかずに渡ってしまいそうなほどの長さです。

しかし、公に認められた橋ではなく、観測上現時点で日本で一番短い橋かもしれないとのことから、この橋が挙げられます。

公に認められない理由としては、2mを超えない橋は自治体の点検対象とならないためデータが存在せず、橋ではなく構造物という扱いになってしまうためです。

境橋 ©https://www.yomiuri.co.jp/hobby/travel/20221110-OYT1T50217/

 

観光スポットとしておすすめな橋

国内の観光スポットとしておすすめな橋を紹介します。これらの橋は日本三名橋といわれることもあります。

おすすめの橋①日本橋

日本橋は東京都中央区にある橋です。江戸時代からあり、金融・商業の中心地として栄えていました。

また、国道1号の起点となっています。現在は首都高の下にあり、空からは見えなくなっていますが、再開発が計画されています。

日本橋 ©wikipedia.org

 

おすすめの橋②眼鏡橋

次におすすめする橋は長崎県長崎市にある「眼鏡橋」です。

水面に映し出された姿が眼鏡のように見えるところからこの名がつけられています。

当時琉球王国だった天女橋を除くと、日本初の石造りアーチ橋です。

1634年に興福寺の2代住職・黙子如定が架設しました。

この橋が建てられた理由は、水害が考えられています。

中島川の氾濫のたびに橋が流失されるのを見かねて、黙子は中国から石工を呼び寄せて眼鏡橋を建造させた言われています。

1982年の長崎大水害では眼鏡橋を含む中島川の九つの石橋が被害に遭い、そのほとんどが流失しましたが、眼鏡橋は半分程度損壊する被害を受けたものの流失は免れました。

眼鏡橋 ©nagasaki-tabinet.com

 

おすすめの橋③錦帯橋

さいごに紹介するおすすめの橋は、山口県岩国市の錦川に架設された錦帯橋です。

特徴として、五連の木造アーチ橋であること、釘を一本も使っていないことが挙げられます。

1673年に岩国藩主吉川広嘉によって建造され、洪水があっても流失しない橋を架けたいとの思いで架けられました。

精巧で美しいアーチ状の橋であるため、観光スポットとしておすすめです。また、季節によって風景が変わるため一年中楽しめますが、錦帯橋は桜の名所としても有名であるため春に訪れることをおすすめします。

錦帯橋 ©wikipedia.org

 

世界の不思議な橋

ここからは世界にある不思議な橋を紹介します。

世界の不思議な橋①モーゼの橋

「モーゼの橋」と呼ばれる橋はオランダにあります。

遠くから見るとモーゼが水を割ったような状況に見えることから、モーゼの橋と言われています。

橋は通常、水の上に架けることが多いですが、この橋は通路が水の中と同じ高さにあります。

そのため水が割れたように見えます。

モーゼの橋 ©one-project.biz

 

世界の不思議な橋②クリルパ・ブリッジ

次に紹介する橋はオーストラリアにあるクリルパ・ブリッジという橋です。

遠くから見ると柱やワイヤーのようなものがたくさんあり、複雑な構造に見えます。

また、柱はかなり傾いており、倒れないのか不安に思う方もいるかもしれません。

クリルパ・ブリッジ ©tripadvisor.jp

 

しかし、この橋は自然には決して倒れません。

テンセグリティ構造を応用しているためです。

テンセグリティ構造は張力と圧縮作用のバランスによって成り立つ、無重力のように見ることもできる構造です。

https://nazology.net/wp-content/uploads/2020/05/FireShot-Capture-176-LEGO-Tensegrity-Sculpture-Demonstration-YouTube-www.youtube.com_-e1588826914156.png

テンセグリティ構造とは

この理論を利用して、コンピュータでの計算によってクリルパブリッジは建設されました。

科学が発達した現代だからこそ建てることができた、科学と技術の賜物ともいえます。

 

まとめ

今回は世界の橋についてまとめました。

ミライ工事メディアでは国内外の素晴らしい建築物や建築の豆知識についてまとめています。

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