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万里の長城についてご紹介!【長さは?誰が建てた?何のため?|世界遺産】

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こんにちは。ミライ工事メディアです。

今回は万里の長城について紹介します。

万里の長城とは

万里の長城(Great wall of china)は中国にある世界遺産に登録されている建築物です。

1987年に登録され、後ほど紹介する3つのエリアが現在世界遺産に登録されています。

万里の長城© 4travel.jp

 

万里の長城の長さは?

万里の長城は名前の通り、横の長さが非常に大きいことで有名です。

その長さは、なんと21,196.18kmです。(2012年、中華人民共和国国家文物局の発表による)

あまりにも大きな数字であるため、どれほど長いか比較してみました。

信濃川(日本一長い川) 約367km
日本列島 約3000km
ナイル川(世界一長い川) 約6650km
地球一周 約40000km

 

日本列島よりも長く、地球一周の半分以上の長さを持つことが分かります。

また、現存する人口壁の長さは6259.6kmです。

かつては「宇宙から肉眼で見える唯一の建造物」とも言われることもありました。

 

万里の長城の歴史

世界一の長さを誇る万里の長城の歴史について紹介します。

万里の長城は誰が建てた?

万里の長城は秦の時代に建てられました。秦は紀元前に存在した中国の王朝です。

国を統一した皇帝である始皇帝が万里の長城の前身となる建物を建てました。

現存する大部分は明代に作られたと考えられています。

始皇帝 ©wikipedia.org

 

万里の長城はなぜ長いのか?

万里の長城はなぜ世界一の長さを持つのでしょうか。

その理由は長城が建てられる過程にあります。

そもそも長城とは、国境に沿った長大な防御壁であり、外敵から守る目的で建てられる建物です。

また、秦が中華を統一する以前、中国は春秋・戦国時代であり、複数の国に分裂していました。

当時有力だった七国である戦国七雄は、危険と思われる国境に長城を設置していました。

その後、始皇帝が中華を統一すると国内にある長城は北にあるものを除き、取り壊されていきます。

そんな中で北の国境に建てられた燕と趙、秦の長城は遊牧民族に備えるため残されました。

この三カ国の長城を始皇帝は修復し、繋げることで大長城としました。

これが万里の長城が生まれたきっかけであり、時代を重ねていくうちに変化していきますが、現存する万里の長城の形になります。

長くなった原因として、複数の長城を繋げたことが挙げられます。

 

万里の長城の見どころ

ここからは万里の長城の見どころについて紹介します。

万里の長城はその長大さゆえに北京付近は観光客が多く、修復が進んでいますが、他の地域は整備されていない部分が多いです。

整備されていない長城は野長城と呼ばれ、保護のために立ち入りが禁止されています。

これから紹介する場所は世界一に登録されている箇所であり、整備もされているため安心して観光に臨めると思います。

万里の長城の見どころ①八達嶺

八達嶺(はったつれい)は観光客にとって最も有名といわれる長城です。

全長約3.7kmあり、明代である1505年に作られました。

入り口を通ると南北に道が分かれています。

北側は「女坂」と呼ばれており、緩やかな傾斜で多くの人で賑わいます。こちらの坂は一周して戻ることができます。

南側は「男坂」と呼ばれており、勾配が急ですが距離は女坂に比べて短く、上の方まで行くと坂全体を見渡せます。

どちらの坂もそれぞれの魅力を持つため、各々の体力や気分に合わせて観光すると良いと思います。

女坂 ©wikipedia.org

男坂 ©wikipedia.org

 

万里の長城の見どころ②山海関

山海関(さんかいかん)は万里の長城の東にある部分です。

北は山、南は海に囲まれていることから「山海関」と呼ばれており、1382年に完成したといわれています。

東端には渤海に突き出ている「老龍頭」と呼ばれる城壁があり、観光スポットとされています。

突き出ている部分が龍の頭に見えることから、その名が付けられています。

また、壁の高さ12m、上に高さ13mの城楼を持つ東門も壮大で威厳のある雰囲気があり、観光におすすめです。

老龍頭 ©wikipedia.org

山海関東門 ©wikipedia.org

 

万里の長城の見どころ③嘉峪関

嘉峪関(かよくかん)は山海関に対して、万里の長城の西側に位置する関です。

山海関を「天下第一関」と呼ぶのに対し、嘉峪関は「天下第一雄関」と呼ばれています。

1540年に完成した嘉峪関の見どころは高さ11mの城壁で囲まれた城です。

© 4travel.jp

 

まとめ

今回は万里の長城についてまとめました。

ミライ工事メディアでは国内外の素晴らしい建築物や建築の豆知識についてまとめています。

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