ヨーロッパの美しい大聖堂を紹介!|アーヘン大聖堂|サン・ピエトロ大聖堂|
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こんにちは!ミライ工事メディアです。
今回は世界の美しい宗教建築の大聖堂を3つ紹介します。
目次
大聖堂とは
みなさんは大聖堂とは何かを知っていますか?大聖堂とは司教の座る椅子が置かれた聖堂のことで、その地域の信仰と文化の中心となる重要な場所です。教会も大聖堂も祈りの場として違いはありませんが、教会には司教の座る椅子はありません。大聖堂は、壁画、絵画、ステンドグラス、装飾品など、芸術の精華がすべて詰め込まれ、総合芸術の場としても重要な役割を果たします。大聖堂は財力を持つため、重要な聖遺物を所有していることが多いです。
アーヘン大聖堂
一つ目に紹介するのはアーヘン大聖堂です。アーヘン大聖堂はドイツ西部の都市アーヘンにあり、カロリング・ルネサンスを代表する聖堂です。アーヘン大聖堂は歴代30人の神聖ローマ帝国皇帝の戴冠式の場として使用されたことから「皇帝の大聖堂」とも呼ばれています。1978年に世界遺産第一号として登録されました。
アーヘン大聖堂の特徴は独特な建築様式にあります。一般的な教会とは大きく異なります。内部は古典主義やビザンティン様式、ドイツ・ロマネスク様式などが混在しているため他にはない造りになっています。
アーヘン大聖堂の見どころ1
アーヘン大聖堂の見どころの1つ目はガラスの礼拝堂です。ガラスの礼拝堂は60年をかけて造営されました。増築を重ねているため、一般的な大聖堂と比べると少し変わった形をしています。名前の由来となっているステンドグラスは高さ25メートル、総面積1000平方メートル以上という非常に大きい設計となっています。
アーヘン大聖堂の見どころ2
アーヘン大聖堂の見どころの2つ目は大聖堂併設の宝物館です。大聖堂併設の宝物館には、歴史的な王朝の宝物やカール大帝に関わる品々が収められています。特に有名な物はドイツの教科書に記載されている、カール大帝の黄金の胸像です。このように貴重な品物が沢山収められているため、北ヨーロッパにおける最も重要な教会の宝物館の1つとされています。
アーヘン大聖堂の見どころ3
アーヘン大聖堂の見どころの3つ目はカロルス・テルメンです。カロルス・テルメンとはアーヘン旧市街の北東にある大型温泉施設です。アーヘンは古代ローマ時代から温泉地として有名でした。しかし、日本とは異なりヨーロッパの温泉施設は水着着用厳守で、温度も低めなので、日本の温泉とは異なります。温水プール・サウナ・スパトリートメントと3つの施設に分かれていますが、中でもプールが最も人気なエリアとなっています。バブルプールやジェットプール、洞窟プール、休息エリアなどが併設されています。
サグラダ・ファミリア
二つ目に紹介するのはサグラダ・ファミリアです。サグラダ・ファミリアはスペインのバルセロナにあり、バルセロナのシンボル的存在として市内中心部に位置しています。天才建築家ガウディにより設計された未完成の建造物であり、着工から130年以上もの歳月を経ていますが未完成のままです。未完成でありながら世界文化遺産に登録されています。
サグラダ・ファミリアの歴史
サグラダ・ファミリアは、スペイン出身の天才建築家アントニ・ガウディの未完作品のキリスト教の聖堂です。
サグラダ・ファミリアはガウディによって19世紀末から建設が始まりました。ガウディは他の仕事を全て断り、建築現場に泊まり込むほど建設に熱中していましたが、1926年に亡くなったため完成を見ることはできませんでした。その後、1984年に「アントニ・ガウディの作品群」を構成する物件として世界文化遺産に登録されました。
サグラダ・ファミリアの見どころ1
サグラダ・ファミリアの見どころの1つ目は、生誕のファサードです。3種類のファサードがありますが、生誕のファサードはガウディが生きている間にほぼ完成の形となった唯一のファサードです。生誕のファサードの彫刻や門扉には日本人彫刻家である外尾悦郎氏の作品も多く残されています。15体の天使像をはじめ、慈悲の門扉や希望の門扉などが完成しています。
サグラダ・ファミリアの見どころ2
サグラダ・ファミリアの見どころの2つ目は、受難の門です。キリストが十字架にかけられた苦しみや悲しみを表現しています。生誕のファサードは曲線と細かな凹凸が多く優美で繊細な印象を与えるのに対し、受難のファサードは直線が多く無骨で堅牢な印象を与えます。
サン・ピエトロ大聖堂
三つ目に紹介するのはサン・ピエトロ大聖堂です。サン・ピエトロ大聖堂はバチカン市国のサンピエトロ広場西側に面して建つキリスト教最大の建造物です。世界に10億人以上の信者を持つカトリックの総本山となっています。サン・ピエトロ大聖堂という名前を聞いたことがある人は多いと思いますが、正式名称は「ヴァティカーノの丘にある聖ペテロのバシリカ」といいます。
サン・ピエトロ大聖堂の歴史
サン・ピエトロ大聖堂は4世紀にコンスタンティヌス帝によって、初代ローマ法王の墓所に聖堂として建てられたことが始まりです。1452年にニコラウス5世の命で再建され、1506年に改装が始まり、ルネサンスを代表する建築家のブラマンテらが着工し、1626年に完成しました。
サン・ピエトロ大聖堂の見どころ1
サン・ピエトロ大聖堂の見どころの1つ目はベルニーニの大天蓋です。ベルニーニの大天蓋はクーポラ真下にあるベルニーニ作の大天蓋です。ブロンズ製のねじれた柱や台座のモチーフはとても大きく、奇抜で迫力があります。デザインが重々しいため圧倒されてしまいますね。
サン・ピエトロ大聖堂の見どころ2
サン・ピエトロ大聖堂の見どころの2つ目はミケランジェロ設計のクーポラです。クーポラとは屋根またはその一部として建築物をおおう半球形状のものです。クーポラには景色が楽しめる展望階があり、展望階へは階段やエレベーターで行くことができます。頭上に目を向けると、ミケランジェロ設計の直径42mのクーポラを間近で見ることができます。均等に16分割された装飾の中央の窓からは光が差し込んでいます。
まとめ
いかがでしたか?今回はヨーロッパの大聖堂を紹介しました。日本では見かけることのない建築様式やデザインでとても美しいですね。
ミライ工事メディアでは国内外の素晴らしい建築物や建築の豆知識についてまとめています。
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