大仏の作り方とは?大仏の作り方を日本三大仏の歴史とともにご紹介!【奈良大仏|鎌倉大仏|高岡大仏】
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こんにちは!ミライ工事メディアです。今回は大仏について紹介します。
大仏は一般に、仏像の中でも大きなものをいいます。
中でも特に大きい大仏は20mを超え、なんと100mの高さを持つ大仏もあります。
これはマンションに例えると5階~高層ビルの高さに匹敵します。
では大仏はどのようにして作られたのでしょうか。
目次
日本三大仏とは
全国各地にある大仏の中でも、代表的な大仏を「日本三大仏」と呼ぶことがあります。
うち2尊は奈良の大仏、鎌倉の大仏となります。
残るは時代とともに変遷しており、現在でも諸説あるようです。
候補として挙げられるのが高岡大仏、岐阜大仏などです。
日本三大大仏①奈良の大仏
一つ目の大仏が奈良、東大寺にある大仏です。
この大仏は約15mの高さを持ち、奈良時代に作られたため複数回に渡って再建されていますが、大仏の中でも古くからあるものになります。
745年頃に聖武天皇により建設が開始され、現在は国宝指定されています。
また、この大仏の台座は大仏より先に作られたものではなく、後に作られたものであると考えられています。
日本三大仏②鎌倉の大仏
二つ目の大仏は鎌倉市の高徳院にある鎌倉大仏です。
鎌倉のシンボルの一つといっても過言ではないこの大仏は、1252年頃に建てられたと考えられています。
奈良の大仏よりも約500年後に生まれた大仏ですが、不明な点も多く創立者は分かっておりません。
言い伝えなどでは源頼朝が奈良の大仏に感銘を受け、対抗して鎌倉にも大仏を建てようと計画し、侍女であった「稲多野局」が源頼朝の死後に願いを叶える形で実行したとの説があります。
像の高さは11mあり、奈良の大仏より3mほど低いですが、それほど変わらない数字となっています。
日本三大仏③高岡大仏
三大仏の残り一つは明確に定まっていませんが、今回は高岡大仏を紹介する形で挙げます。
高岡大仏は富山県高岡市大手町の大佛寺にある大仏です。
前身となる大仏は1220年ごろに作られ、過去2回の焼失による再建を経て1907年に現在の大仏が建てられました。
像の高さは7.43mと、奈良や鎌倉の大仏よりも低いですが台座が高さを持つため全体の高さはそれほど変わらないものとなっています。
奈良、鎌倉の大仏と異なる点としては、「円光背」と呼ばれる輪っかのようなものをまとっている部分が特徴的です。
高岡駅から徒歩10分ほどで到着するため、他の三大仏同様に旅行先として、高岡観光にもおすすめです。
大仏はどうやって作られた?
現代と比べて建築技術が低かった時代では、人よりも大きな高さを持つ大仏はどうやって作られたのでしょうか。
今回は奈良時代に作られた東大寺にある奈良の大仏を例にご紹介します。
①まず、足元から骨組みとなる部分を作ります。当時は木を使っていました。
その上に土でできた粘土を使い、原型を形づけていきます。
②付けた粘土が乾いたら、原型の外周に、鋳型をつくるための部品をはめ込み、銅を流し込むための隙間を作ります。
③銅を流し込み、乾くまで待ちます。
②と③の作業は下の段から順番にやるため、繰り返していきます。
全て終えると完成になります。大仏には木、土、銅などが材料として使われ、鋳造により作られていました。
そのため重さのほとんどは銅が占めます。
作業工程は説明すると一見単純に見えますが、当時は多大な人員、時間が割かれたといわれています。
人員にして約260万人、年数にして約2年ほどかかったといわれています。当時の人員の規模を踏まえると、大変な作業であったことが考えられます。
まるで巨人?日本三大仏以外の有名な牛久大仏を紹介
ここまで日本三大仏や、大仏の作り方について紹介しましたが、ここからは日本三大仏以外の迫力ある高さを持つ大仏を紹介します。
その一つが牛久大仏です。茨城県牛久市にあり、全高がなんと120mあります。
また、こちらの大仏は座っているのではなく直立しています。
そしてこの大仏は展望台があるため中に入ることができ、地上85mから霞ヶ浦が一望できます。
大仏の周辺には美しい花が咲いていたり、ウサギやリスがいるふれあい動物公園があるためエリア全体を楽しむことができます。
まとめ
今回は大仏の鋳造方法や、日本三大大仏について紹介しました。
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