【工事写真台帳】無料エクセルテンプレート・フリーソフトの限界│最も簡単な作り方とは
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手間も時間もかかるため、関係者なら誰でも効率化したいと考える工事写真台帳の作成。効率化する方法としてよく挙げられるのが、無料のエクセルテンプレートを使うものと、パソコン用のフリーソフトを使うもの。しかしこれらでは根本的な課題は解決できないことをご存じでしたでしょうか。
本記事では、工事写真台帳の無料エクセルテンプレートとフリーソフトでできること、できないことを整理した上で、最も簡単な工事写真台帳の作り方を紹介します。
>>早速、写真台帳を作成したい人はこちらをクリックして本題にスキップ
ー無料アプリでもっとも簡単に工事写真台帳を作る方法ー
目次
工事写真台帳の作成における課題
いままでに工事写真台帳の作成にあたり、こんな経験はないでしょうか。
- 写真整理に時間がかかるため残業が増える、納期がギリギリになる
- デジカメで撮影したデータを現場終了後に事務所へ持ち帰るため、撮影日から作業開始まで日が空いてしまう
- 事務所に持ち帰ってから撮影ミスが発覚、当日の撮り直しができない
- 写真や文章の編集をパソコン上で手作業で行うため集中力が必要で疲れる
- 写真以外の図面や現場の情報などは別途FAXやメールを使ってやりとりするので効率が悪い
これらは各所でよく聞かれる共通の課題です。この課題をコストをかけずに解決しようと、多くの方がインターネット上で無料のエクセルテンプレートやパソコン用のフリーソフトを検索しています。
エクセルのテンプレートやフリーソフトのメリット
無料のエクセルテンプレートやパソコン用のフリーソフトを使えば、これらをまったく用いない場合と比較して作業時間が短縮できます。また以下のようなメリットがあります。
- 導入コストがかからない
- エクセルは慣れている人が多いので周りの人に聞きやすい
- 関数や計算機能を習得すれば各種計算も容易でミスも減らせる
- 台帳のフォーマット(書式)が統一できる
インターネットで「工事写真台帳 エクセルテンプレート」や「工事写真台帳 フリーソフト」などと検索すれば、すぐにたくさんの検索結果がヒットします。これらを利用した方、あるいは利用を検討した方も多いでしょう。
しかし、エクセルやフリーソフトでは、上述した課題の解決には限界があります。
エクセルやフリーソフトの限界とは
エクセルのテンプレートやパソコンのフリーソフトを導入することで効率化されるのは、あくまでも「事務所における作成作業」のみです。しかし、台帳の作成といえば、現場での黒板作成から始まり、撮影と作業の繰り返し、関係者への確認、修正など、事務所以外でも多くの工程が発生します。
つまり、一見便利なツールでも、たとえば以下のような課題は残されたままなのです。
- 現地で黒板を書かなければならず時間がかかる
- 黒板が読み取れずに書き直したり、撮影位置を変える手間が発生する
- 黒板を持つ人と、撮影する人が必要になって人手がかかる
- 手作業で写真データをパソコンに移したり、黒板の記載事項をエクセルテンプレートに入力したりしなければならない
- フリーソフトは本来の機能の一部しか使えず、有料版を購入しないと作業が完了できないものがある
もし、工事写真台帳の作成作業を本質的に効率化したいと考えるならば、これらの課題も併せて解決する方法を導入しなければなりません。
今は工事写真台帳アプリが主流
それを実現するのがスマートフォン(スマホ)用の工事写真台帳作成アプリを導入する方法です。現在ではエクセルテンプレートやパソコン用フリーソフトに代わって、アプリによる効率化が主流になってきています。
工事写真台帳アプリのメリットとは
スマホと共に登場したアプリは比較的新しい概念であり、まだ導入に抵抗のある方もいるかと思います。しかしそのメリットは非常に多く、効率化施策としては確実に検討すべきです。主なメリットとして以下のものが挙げられます。
- 直感的で使いやすく、すぐに普及できる
- エクセルとフリーソフトのメリットはアプリでも得られる
- その場でデータの送信ができて大幅な時間短縮ができる
- すべての作成作業を現場で完結させ、かつ時間を分散できる
直感的な操作
スマホの普及率は全世代で80%を超えるとされており、パソコンよりも一般的な道具になりました。さらに、パソコンと比べて直感的であるため、エクセルやフリーソフトよりも操作が簡単で、現場や事務所に導入した際にもすぐに普及・定着します。
また、スマホは携帯性に優れ、メモリーカードなどの付属品も不要で、しかも撮影に技術や知識を要しません。狭い場所の撮影にも便利です。
エクセルやフリーソフトと同じ
多くのアプリは無料、もしくは無料プランが用意されているため、導入コストがかからないか、かかった場合でも非常に低コストです。また、プライベートでもスマホを使用する方は操作に慣れており、慣れていない場合でも簡単ですぐに使いこなせるようになります。
エクセルの関数がわからない方でも、アプリなら決められた操作を行うだけで必要な計算は完了しますし、フォーマット(書式)は自動で整えられるため手間をかけずにキレイで統一感のある台帳が作れます。
エクセルテンプレートやフリーソフトで享受できるメリットは、アプリでも得られるのです。
ボタン一つでデータ送信
最も効率化のインパクトが大きいのは、現場で撮った写真をそのままスマホ上から任意に送信できる点です。これまでメモリーカードを事務所に持ち帰ったりするなどデータの移動にかかっていた時間や手間は、アプリによってゼロになります。
台帳作成作業の開始が早くなり、また撮影ミスが発覚した場合でもすぐに撮り直しができます。これは残業時間を削減するだけでなく、台帳の納期を早めることにもつながりますので、顧客満足度の向上効果も期待できる要素です。
スマホで空き時間を活用
アプリならば、電子黒板の機能を使えます。アプリ上で文字を入力して黒板入りの写真をすぐに撮影できるため、現場作業は一人で対応できます。さらに、あらかじめ設定したフォーマット(書式)へ自動的に写真や情報が整理されるので、アプリのテンプレート機能を使えば、撮り忘れ防止や俗人化を低減することができます。今まで事務所で必要とされていた高い集中力も必要なくなります。アプリなら撮影と同時に手が空いた時に気軽に編集できるためです。
アプリの比較
各社から工事写真台帳作成アプリが提供されています。代表的なアプリの特徴を比較表で整理しました。
アプリ名 | ミライ工事 | 蔵衛門工事黒板 | Photoruction | 電子小黒板 PhotoManager |
現場DEカメラ | SiteBox | 工事写真 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
アイコン | |||||||
対応機種 | iOS10.0以上 | iOS9.0以上 | iOS10.0以上 Android5.0以上 |
iOS9.0以上 Android5.0以上 |
iOS8.0以上 | iOS8.0以上 Android4.0.3以上 |
iOS8.0以上 |
有料版料金 | シンプル版 500円 スタンダート版 980円 プロフェッショナル版 1,980円 |
43,600円 | 写真枚数1,000枚未満 月額980円 写真枚数5,000枚未満 月額4,980円 写真枚数5,000枚以上 月額9,980円 |
— | 3,000円 | 年間12,000円 容量10GBあたり6,400円 |
課金制 |
電子黒板作成 | |||||||
電子黒板の豆図描画 (画像取込機能) |
有料版のみ | ||||||
電子黒板付き工事写真撮影 | |||||||
工事写真の位置情報添付 | |||||||
工事写真のパソコン同期 (1MB=写真10枚程度) (1GB=写真10000枚程度) |
無料版 (クラウド容量30MB) シンプル版 (クラウド容量300MB) スタンダート版 (クラウド容量1GB) プロフェッショナル版 (クラウド容量3GB) |
別途ソフト 『蔵衛門工事黒板ライセンス 蔵衛門御用達18Standart (12,800円)』 か、 『蔵衛門工事黒板ライセンス 蔵衛門御用達18Professional (50,000円)』 必須 |
無料版は1プロジェクト350枚まで 有料版は無制限 |
無料15GB (GoogleDrive) |
無料2GB (Dropbox) |
有料版のみ (月額240円 1GB) (月額360円 5GB) (月額480円 10GB) (月額960円 25GB) (月額1,700円 50GB) (月額2,800円 100GB) (月額9,800円 400GB) |
|
工事写真の自動仕分け | 別途ソフト 『蔵衛門工事黒板ライセンス 蔵衛門御用達18Standart (12,800円)』 か、 『蔵衛門工事黒板ライセンス 蔵衛門御用達18Professional (50,000円)』 必須 |
別途ソフト 『PhotoManager 13(9,800円)』 必須 |
別途ソフト 『現場編集長(16,000円)』 必須 |
別途ソフト 『デキスパート(198,000円)』 必須 |
課金 (月額3,800円 or 年間42,800円) |
||
台帳の自動作成 | 別途ソフト 『蔵衛門工事黒板ライセンス 蔵衛門御用達18Professional (50,000円)』 必須 |
別途ソフト 『PhotoManager 13(9,800円)』 必須 |
別途ソフト 『現場編集長(16,000円)』 必須 |
別途ソフト 『デキスパート(198,000円)』 必須 |
課金 (月額3,800円 or 年間42,800円) |
||
台帳のエクセル/ PDF納品版作成 |
PDFは無料版でも作成可。 エクセル出力は有料版のみ |
別途ソフト 『蔵衛門工事黒板ライセンス 蔵衛門御用達18Standart (12,800円)』 か、 『蔵衛門工事黒板ライセンス 蔵衛門御用達18Professional (50,000円)』 必須 |
有料版のみ | 別途ソフト 『PhotoManager 13(9,800円)』 必須 |
別途ソフト 『現場編集長(16,000円)』 必須 |
別途ソフト 『デキスパート(198,000円)』 必須 |
|
台帳の複数アカウント共有 | 法人契約のみ | 別途ソフト 『蔵衛門工事黒板ライセンス 蔵衛門御用達18Professional (50,000円)』 必須 |
別途ソフト 『現場編集長(16,000円)』 必須 |
||||
国土交通省認可 | |||||||
無料体験 | AppStoreからダウンロードして 制限なしで無料プランをご利用いただけます |
30日間 | 30日間 | 1年間 | |||
ライセンス対応数 | 1 ライセンスお一人での利用になります。 お一人あたりの制約に制限はありません |
1ライセンス1台 | 1ライセンスお一人での利用になります。お一人あたりの制約に制限はありません。 | 1ライセンス1台 | 1ライセンス1台 | 1ライセンス1台 | 制約無し |
問い合わせ対応 | 電話 メール |
電話 メール |
電話 メール |
電話 メール |
電話 メール |
電話 メール |
工事写真台帳アプリの「ミライ工事」は無料で使える
数あるアプリの中からどれを選ぶべきか迷ってしまいますが、中でも圧倒的に優れた特徴を持ち、高い評価を得ているのが「ミライ工事」です。以下にその特徴を整理します。
まずは現場で実際に「ミライ工事」を使っている様子を動画でご覧ください。たった一人の作業であっという間に工事写真台帳の作成が完了しています。
- 導入が簡単で明日からでも始められる
- 初期費用が無料で、無料版でも利用制限がない
- オフラインでも撮影操作が可能
- 実際の現場で本当に必要な機能に特化してバツグンに使いやすい
- 機能充実でも低価格を実現
説明書は要らない
「ミライ工事」は契約から利用開始までわずか1日~2日で利用可能であり、操作習得までの時間もたった15分。誰でもすぐに使いこなせるようになります。今日思い立てば、明日から工事写真台帳作成の時間を大幅カットできるのです。
初期費用は無料、年契約なし
「ミライ工事」は初期費用が無料で、導入コストがかかりません。契約期間も月単位です。
また、完全無料版の提供もあるため、有料版導入前に試験運用することもできます。無料版は利用日数の制限がなく、事業の規模によっては無料版だけで十分な場合もあります。
アプリ名 | ミライ工事 | A社アプリ | B社アプリ | C社アプリ |
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初期費用 | 0円 | 100,000円 | 43,600円 | 要問合せ |
オフラインでも操作可能
「ミライ工事」はオフラインでもデータ通信以外のすべての操作を行えます。他のアプリでは有料オプションであることも多いところ、ミライ工事のオフライン操作は無料です。
電波が届きにくい現場での作業が多い場合、特に便利です。
現場からフィードバック
いくつかの工事写真台帳アプリの中には、機能の充実を謳いながらそれが逆に複雑さの原因になっているものがあったり、低価格が魅力でありながら機能が不足していたりするものがあります。
「ミライ工事」は施工経験が豊富な会社の現場の声から生まれたアプリであるため、余計な機能も機能不足もありません。また問い合わせ対応などのサポート体制が充実しているため、困ったときもすぐに問題が解決します。
主な機能と特徴
- クラウド容量(工事写真・ファイルの合計)
- 写真のアップロード/ダウンロード
- 台帳の出力(PDF/Excel)
- 台帳PDFの共有
- データのバックアップ
- J-COMSIA信憑性確認機能
- テンプレート(台帳)
- 台帳の共同編集
- トーク(写真以外のファイル共有)
- 優先的なメールサポート
- 電話サポート
- 複数アカウントの登録サポート
- カスタマイズ開発サポート
現場の負担をゼロにする
必要な機能だけに特化した結果、「ミライ工事」は十分な機能性と低価格を両立することに成功しています。無料版でも利用日数に制限はなく、有料版も500円から、サポート充実や組織的運用のための機能が揃った法人契約は5ID(5人で利用できる)9,000円から利用できます。さらに法人契約では現場での文字入力がなくなり、複数人での分業が可能になります。現場では台帳ひな形やお気に入り黒板をもとに撮影するだけ。テキストは予め用意されたひな形のテキストを利用するか、黒板のテキストを自動反映させる仕組みを利用できます。あとは事務所メンバーに報告書の出力と保存を依頼するだけで済みます。
詳しい比較は上記の比較表もしくはHP(法人契約プランの特徴)をご覧ください。
まとめ
今回は、工事写真台帳の作成作業効率を向上させる方法として、エクセルテンプレートやパソコンフリーソフトに代わる「アプリ」という選択肢を紹介しました。圧倒的な改善効果を期待できるアプリによる課題解決をぜひご検討ください。
また、アプリ検討の際には、ぜひ「ミライ工事」をお試しください。まずは無料版をダウンロードしていただければ、その優れた機能をすぐに実感していただけると思います。
「ミライ工事」について詳しく知りたい方は、以下の公式ウェブサイトをご覧ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。