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ドローン訓練専用の膜構造建設物を施工 | 太陽工業株式会社

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みなさん、こんにちは。ミライ工事メディアです。

今回は、弊社の出身母体である太陽工業株式会社が手掛けたドローン訓練用施設について紹介します。

この記事は太陽工業株式会社の以下の記事を参照しています。

 

ドローン訓練専用施設の建設の背景

ドローン 空撮

2022年12月に、ドローン操縦者の国家資格(無人航空機操縦者技能証明制度)が設立されました。

資格があることによって、ドローンを飛ばす際に必要な各種申請が簡単になったり、これまではできなかった「目視できない場所でドローンを飛ばすこと」などが可能になりするというメリットが得られます。

例えば、物流領域で利用するためには、目視はできても有人の場所への利用を実現するためには安全性の確保が必須であり、ドローンの活用シーンを拡大し、社会的な問題解決の実現を後押しするため、規制が大きく変わり整備されてきています。

ドローンの普及と社会的要望が拡大すると同時に、ドローンの操縦技術を身に着けるための訓練専用施設の建設も拡大しています。

大型膜面構造物(テント構造物)や土木・物流資材などを手がける太陽工業株式会社でも、三重トヨタ自動車株式会社発注の「モビナビドーム」や、大分県立農業大学校の「ドローンフィールド」といった、膜構造のドローンの訓練専用施設の建設に携わっています。

「フレックスシステム」を採用した膜構造のドローン演習施設

モビナビドーム、大分県立大学のドローンフィールドのいずれも、太陽工業独自の膜構造建築として短工期化・低コスト化を実現した建築工法である「フレックスシステム」を採用されています。

モビナビドーム外観

三重トヨタグループ ドローン 施設 内観

モビナビドーム内観

膜素材によって可能となる採光の仕組みによってドローン演習施設として最適な空間を創りだしています。

以下、こちらの記事より抜粋を記載しています

「フレックスハウス」は、建物内に柱を設置する必要がないため、ドローンを飛行させる演習施設としては最適です。建物の大きさや高さもフレキシブルに設定することができ、ドローン演習に十分な高さ15mの施設となっています。また、壁や屋根にテント素材を採用しているため、太陽光を透過した明るく清潔感ある屋内空間を実現しており、日中は照明が不要でエネルギー消費を低減しています。

屋内のドローン演習では、照明機材の光が視界を妨げるなどの問題もあり、太陽の光を和らげる膜素材を通した自然光はドローン演習施設に最適です。

当社では近年のドローン演習施設へのニーズの高まりを受け、本施設をドローン演習施設のスタンダードモデルとして検討していく予定です。』

 

大分県立農業大学校のドローンフィールドの施設概要

所在地 大分県豊後大野市
構造 鉄骨骨組膜構造 1階建て
寸法 幅12mx奥行20mx軒高5m(最高高さ6.8m)
構造 鉄骨造 膜構造
施主 大分県(事業主:大分県立農業大学校)
設計 一級建築士事務所 even
元請 有限会社べネッツ
膜構造 太陽工業株式会社
用途 ドローン実習場

 

・モビナビドームの施設概要

所在地 三重県津市桜橋2丁目178-1
構造 鉄骨骨組膜構造 1階建て
寸法 間口30m×奥行き30m×軒高10.5m(最高高さ15m)
面積 延床面積 900㎡
構造 鉄骨造 膜構造
施主 三重トヨタ自動車株式会社
設計 日新設計株式会社
元請 株式会社セイワ
膜構造 太陽工業株式会社
用途 ドローン実習場

 

太陽工業株式会社

太陽工業は、社会の安心・安全を支える「膜構造のリーディングカンパニー」です。「膜の無限の可能性を引き出し、お客さまに感動と快適な環境をお届けします。」の企業理念のもと、軽くて丈夫な素材の特性を活かし、巨大ドームの屋根に象徴される各種建築事業をはじめ、土木や物流、さらには環境分野などにも事業を展開しています。創業100年を迎え、今後さらにイベントや施設運営のグループ会社と連携するとともに、海外事業や研究開発を強化してまいります。

また、FacebookやInstagramなど建築に関わる様々な投稿もしていますのでよろしければご覧ください。

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